今回解説する操作
今回解説する操作は『尺度変更』です。
『尺度変更』はどういう時に使うと良いのか
『尺度変更』って何??って人がたくさんいると思います。
簡単に言うと、拡大と縮小のことです。これをAutoCADでは『尺度変更』と言うのです。
なので、尺度変更はオブジェクトのサイズを変えたいときに使いましょう。
尺度変更で注意すべきなのは、『面積が指定した倍数にならない』ということです。
『尺度変更』は、全方位に対してn倍するので、面積はn2倍になります。(もちろん体積はn3倍)
今回使うファイル(データサイズ:約36KB)
今回使うファイルは以下のファイルです。
バスタブの大きさがおかしいので、直しましょう。
普通は、1200mmぐらいはあります。
操作方法
『尺度変更』コマンドは以下の方法で呼び起こします。
- リボン内の『修正』→中段左から3番目の『尺度変更』
- 『sc』と入力する。
『オブジェクトを選択』と聞いてくるので、尺度変更したいオブジェクトを選択し、returnキーを押します。
すると『基点を指定』と聞いてくるのでバスタブの左下を指定します。
次に『尺度を指定 または』と聞いてくるので『1.5』と入力します。
(カーソルを動かすことで尺度を指定できますがうまく尺度を調整できないのでオススメできません。)
以上で『尺度変更』の解説は終わりです。
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