1.概要
Graphisoft社が開発したBIMソフトウェアである。
BIMソフトウェアとしては、Autodesk社のRevitとともに高いシェアを誇っている。
Revitに比べて、有機的な建築に対応しているので曲線を多く用いる建築家にはオススメです。
CADの基本操作が習得できていれば、直感的な操作ができる。
また、共同設計にも対応しているため、建築事務所でも活用しやすい。
対応ファイルが多いので、様々なソフトとの互換性が他の建築ソフトと比べ、高いので扱いやすい。
超高性能3dモデリングソフトRhinocerosとも連携が取りやすいので、Rhinocerosユーザーにはオススメである。
2.できること
- BIM
- 共同設計
- レンダリング
- 施工管理
3.対応OS
macOS バージョン10.12(Sierra)以降
64-bit Windows 10
4.動作環境
ARCHICAD 22 動作環境
Windows | Mac | |
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OS | 推奨環境 Windows® 10(64-bit) 注:32-bit OSはサポートされていません。 | 推奨環境 macOS® 10.13 High Sierra macOS® 10.12 Sierra |
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CPU | 64-bitプロセッサ必須。4コア以上必須。 | 64-bitプロセッサ必須。4コア以上必須。 |
RAM | 16GB以上推奨。複雑なモデルには32 GB RAM以上推奨 | 16GB以上推奨。複雑なモデルには32 GB RAM以上推奨 |
ハードドライブ | SSD(またはFusion Drive)へのインストール推奨。インストールには約5GBの空き容量が必須。プロジェクトごとに10GBの空き容量必須 | |
ディスプレイ | 必須: 1440×900 以上を推奨 | |
グラフィックカード | Open GL 3.2対応のグラフィックカード。複雑なモデルの操作には1024MB以上のRAMを推奨。 ※ 推奨グラフィックカードの情報は下記のURLをご確認ください。 | |
プロテクションキー | ARCHICAD 22を起動するためには、有効なARCHICAD 22ライセンスを含むCodeMeterハードウェアプロテクションキー、もしくはCodeMeterソフトウェアプロテクションキーが必要となります。 ※プログラムアップデート等にインターネット接続環境が必要です。 |
5.対応ファイル形式
- ArchiCADプロジェクト(.pln、.pla、.bpn)
- アーカイブ(.pla)
- バックアッププロジェクトファイル(.bpn)
- ArchiCADチームワーク(AC12以前)ファイル形式(.plp、.plc、.pca、.bpc)
- ArchiCADテンプレート(.tpl)
- ArchiCAD 2Dライン(.2dl)
- モジュールファイル(.mod)
- PlotMakerレイアウトブック(.lbk)
- PlotMaker図面(.pmk)
- DWFファイル(.dwf)
- DXF/DWGファイル(.dxf、.dwg)
- MicroStationデザインファイル(.dgn)
- 全ての画像(.bmp、.dib、.rle、.jpg、.jpeg、.jpe、.jfif、.gif、.tif、.tiff、.png、.hdr)
- emfファイル(Windows)(.emf)
- wmfファイル(Windows)(.wmf)
- 測量データ(.xyz)
- 3DStudioファイル(.3ds)
- IFC 2×3(.ifc)、IFCXML(.ifcxml)、IFCzip
- SketchUp(.skp)
- Google Earth(.kmz)
- Stereolithography(.stl)
ArchiCADで開くことができるファイルタイプ | Help Center – ヘルプセンター | ARCHICAD、BIMx、BIM Server、関連製品のナレッジベース
6.価格
22(通常版):¥840,000+tax
22(VIPService):¥120,000+tax
solo(通常版):¥345,000+tax
solo(VIPService):18,000+tax
学生版:無料
7.まとめ
ArchiCADは
- BIMの2大巨頭
- 対応ファイルが多い
- 有機的な建築ができる
- 共同設計ができる
ソフトウェアです。
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